自民党の中川政調会長は23日、岐阜市で講演し、自らが提起した日本の核保有論議に党内外から批判が出ていることについて、「最近は、(核兵器を)作らず、持たず、持ち込ませず、言わせずの『非核四原則』と言うそうだ。私は非核三原則は認めるが、四原則は認めない」と反発した。
さらに、「議論もしては駄目だという人がいるのであれば、今度は五原則で『考えさせず』となることを恐れる」と指摘し、「日本を侵略させないために何ができるか考え、最大限努力する必要がある」と論議の必要性を重ねて強調した。
中川氏は8日の講演では、米中間選挙の結果や北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の行方を見守る必要があるとして、核保有に関する発言は当面、控える意向を示していた。 (読売新聞) – 11月23日21時5分更新
2024/12/09 追記
2006年(平成18年)9月 – 安倍政権下で自由民主党政調会長に就任。
2008年(平成20年)9月 – 麻生内閣で財務大臣兼内閣府特命担当大臣(金融担当)に就任。
2009年(平成21年)
2月 – 財務大臣および内閣府特命担当大臣(金融担当)を辞任。
8月30日 – 第45回衆議院議員総選挙で落選。
10月4日 – 死亡を発見される。