記号の意味と使い方
【!】 感嘆符・イクスクラメーション
この記号の意味は、簡単に言えば否定 (false)です。
例: if(!hoo)
は if(hoo==false)
と同じ意味です。
ちなみに、if(hoo)
は if(hoo==true)
と同じです。
【“】 引用符・ダブルクォーテーション
この符号で囲めば文字として認識されます。
例: Print("We have no money. Free Margin = ", AccountFreeMargin());
表示結果: We have no money. Free Margin = ●●●●
【&】 アンパサンド
条件式の【かつ】を表すために &&
と2つ並べて使用します。
例: if(a && b) C=1;
※AかつBのときCに1を代入する。
【|】 縦線・パイプライン
条件式の【もしくは】として ||
を使用します。
例: if(a || B) C=1;
※AもしくはBのときCに1を代入する。
【( )】 小括弧
計算式のまとめや関数表記に使用します。
例: X = ((A + B) * (C + D));
関数の例:
int start()
※スタート関数double ABC()
※自作ABC関数if()
※条件関数for()
※繰り返し関数
【{ }】 中括弧
関数の適用範囲をまとめる際に使用します。
例: int start() { int Order = SIGNAL_NONE; }
【[ ]】 大括弧
配列を意味します。
詳細は後ほど説明します。
【*】 アスタリスク
計算式の「かける」を意味します。
【+】 正符号・プラス
計算式の「たす」、または言葉を合わせる場合に使用します。
例: Tex = "Currency=" + ase; Comment(Tex);
表示結果: Currency= ●●●●
【―】 負符号・マイナス
計算式の「引く」を意味します。
【.】 ピリオド
数字の小数点を意味します。
※「コンマ」と間違えないように注意しましょう。
【,】 カンマ
関数内の区分に使われます。
例: double MaHi = iMA(NULL,0,MaPeriod,MaShift,MODE_EMA,PRICE_OPEN,0);
【 / 】 斜線・スラッシュ
覚書や不必要なコードの無効化に使用します。
例: // 決済コード
※一行のみ無効化
また、複数行の無効化には /* ~ */
を使用します。
【;】 セミコロン
一文の終わりを宣言するために使用します。
注意: コロンと間違えやすいので注意が必要です。
【<・>】 不等号
条件式や繰り返し関数で使用します。
例:
A > B
※AはBより大きいA >= B
※AはB以上A < B
※AはB未満A <= B
※AはB以下
【=】 等号・イコール
代入と比較の違いに注意しましょう。
A = B
: AにBを代入A == B
: AとBは等しいA != B
: AとBは等しくない