http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/880411.htmlに関連して。
監獄では、受刑者にレンガを焼かせたり、壁を塗らせたり、畑を耕させたりした。
強制された苦役であっても、その仕事には目的があった。
働けば食料が生産され、家が建ってゆく。
自分の働く意味を見出せるから、苦しくとも耐えてゆける。
立派に仕上げようという気さえ起こす。
ところが、たとえば、水をひとつの桶から他の桶に移し、
またそれをもとの桶にもどすとか、砂を搗くとか、
土の山を1つの場所からほかの場所へ移し、
またそれをもとにもどすとかいう作業をさせたら、
囚人はおそらく、4、5日もしたら首をくくってしまうだろう
「もっとも残酷な刑罰は、徹底的に無益で無意味な労働をさせることだ」
人生またしかり、無意味な人生、目的のない人生ほど恐ろしいものは
ないのです。
「カラマーゾフの兄弟」には次のようにも記しています。
何のために生きるのかと言う確固たる意識がなければ、
そのまわりにたとえパンの山を積まれても、
人間は…この地上にとどまるよりは、
むしろ自殺の道を選ぶに違いない。
目的なきことの何と恐ろしきことか!
以上、http://blog.goo.ne.jp/pandagananda16/e/24136a5e161050b460af6ce6dee4104bより。