情報商材で騙されないために

「ほったらかしで月50万円」

こんなキャッチフレーズの情報商材がいまだにAdsense広告やネットで見かけられます。

景気が低迷しているため副業で少しでも収入を得たいという方を狙った情報商材が多く出てくることも予想されますので要注意です。

「千、三つ(せんみつ、せんみっつ)」という言葉をご存知でしょうか?

不動産業界の事を例えた言葉ですが、1000の案件があれば3つ決まれば良い方という意味で、情報商材の業界では1000のうち1つでも決まればいいという感覚で、大量のメール配信やPPC広告など多数の目に触れてもらうようにします。

情報商材の中には素晴らしいノウハウを提供しているものもありますが、副業ではとても出来ないほどの作業量のもの、検索すれば簡単に得られる情報、他の優れた情報商材をリライトしたもの(名前を変えただけのものまであります)など、良いノウハウを提供する対価として収入を得るというビジネスではなく、何も知らない初心者の方を騙して収益を上げるという事をビジネスとし、こういったビジネス法を情報商材として販売している事には驚かされてしまいます。

ことアフィリエイトの情報商材の世界においては情報商材作者=アフィリエイターというパターンが多いのですが、情報商材作者であるアフィリエイターが他のアフィリエイターに商材を売りつけ、さらにそのアフィリエイターが他のアフィリエイターに販売し、さらに・・・

つまらない情報商材に引っかからないようにチェックしておきたい点を何点かあげておきます。


つまらない情報商材
 


・収入額が何十万といった本業以上に収益が上がるようなもの。

まず、ダメ商材です。何十万も収益が上がるような商材を他人に高くても数万円で販売するわけがありません。自分で人を雇ってその作業をやらせます。

・ほったらかしで、ネット初心者でも、わずか数分の作業でといったフレーズがあるもの。

ほったらかしで収益が上がるようなら国をあげてやるべきです。ネット初心者が簡単に稼げるほど甘くありません。稼げるようになった時にはネット上級者になっているでしょう。まともなブログ記事を1つ書くだけでも数分では出来ません。

・アフィリエイターに内容を確認する。

あたかもその商材を購入したかのように紹介しているサイトにメールで具体的な内容を確認して下さい。大抵は買っていません。情報商材作者が作ったセールスレターを流用しているだけ。紹介文で検索してみるとたくさん出てくるでしょう。

・情報商材のセールスページを確認する。

販売後間近なのに推薦レターやモニターレターが多く見られる(ひどいのになると販売開始時に多くの一般の方と思しき推薦レターが表示されています。しかも顔写真付で。)。
世に出てすぐにノウハウの効果が見られたのでしょうか? 顔写真まで載せるわけないでしょ。

・評判を確認する。

商材名で検索してみて口コミ評判を確認する。これが一番でしょう。
情報商材の評価サイトはさほどあてになりません。評価を上げる事を条件に収益を得るビジネスもある位です。
検索して多くの一般サイトの口コミ評判から総合判断してください。
検索の際、情報商材名だけでなく、発行業者名で検索するのも有効です。
2chで評判を確認するのが一番でしょうね。

・返金保障付

返金保障をするというフレーズで安心感を与えているだけ。
いざ返金をお願いしても理由付けをして返金しません。

弊社も情報商材を作成販売をしたことがあります。
すると、情報商材界の中にも色々なビジネスがあることを知りました。

・売れるセールスページの作成代行。
・セールスメール作成代行。

・有料で情報商材評価サイトへの掲載(もちろん高評価となります)。
・売れている商材との抱き合わせ販売。
などなど。

※情報商材のASPの審査(特に
infotop)が最近非常に厳しくなっています。
厳しくなったとはいえそれは表向きの内容の審査(セールスページの言葉の表現方法や特定商取引法の記述内容等)であり、実際の商材の中身までは審査していないようなのであてにはなりません。