留学生の資格で入国しながらオンラインゲームのアイテムなどをネットで販売していたとして、熊本県警などは22日、熊本市渡鹿の中国人大学生、王悦偲容疑者(23)を出入国管理法違反(資格外活動)容疑で逮捕した。これまでに約1億5000万円を売り上げ、1億円以上を中国に送金していたとみられている。
調べでは、王容疑者は04年4月に留学生の資格で入国。在留資格を変更せずに06年4~5月、オンラインゲームで使われる武器や通貨をインターネットオークションなどで販売し、約600万円を売り上げた疑い。容疑を認めている。
王容疑者が頻繁に海外送金するのを不審に思った金融機関から8月に通報があり、県警が調べていた。(毎日新聞) – 11月23日17時26分更新