必要は発明の母

ドコモは2日に配布するチラシで「ソフトバンクの通話無料は加入者同士。日本の携帯利用者の約84%はドコモとauのユーザー」と指摘。固定電話にもかけることを考えると、「無料」を享受できる利用者が少ないことを皮肉っている。

 KDDIも「ソフトバンク同士の通話が6割以上でないと(KDDIより)高くなる」と分析した。また、よく使う深夜時間帯の無料通話分は月間で合計200分までに限られ、1日あたり7分弱しか無料で話せない計算だ。ソフトバンクの孫正義社長は「通話時間の8割以上は1人の相手だけと話す。たくさん話したい人は時間帯をずらせばいい」と説明した。

 一方、ソフトバンクは他社にはない特有の条件もつく。2年契約で携帯端末を割賦で購入する「新スーパーボーナス」に加入する必要がある点だ。

 普及機種の場合、月々の代金をソフトバンクが補填(ほてん)し、利用者の負担はゼロになるが、契約期間中に解約すると、利用者は残額の全額を払う必要がある。端末の種類と解約時期にもよるが、7万円を超える場合もある。「端末の買い替えサイクルは1年~1年半程度。2年契約は長すぎる」と競合他社が指摘する中、ソフトバンクは10日から1年と1年半契約プランを新設するが、月々の実質負担金はより多く上乗せされる。

 ドコモとauの2強がほぼ横並びの料金体系の中、巻き返しを狙って独自性を出してきたソフトバンク。「0円」を強調した広告は見直すことになったが、利用者は使い方次第で得にも損にもなる。料金プランの選択肢が広がる中、自分の生活スタイルに照らし合わせることが重要だ。 (産経新聞) – 11月2日8時1分更新


携帯あんまり、使わないんで・・・。あたらしい、技術・システムに踊らされるのではなく、自分に本当に必要か考えることが大切。


必要は発明の母である。が逆になり、発明に踊らされることのないよう気をつけたいものです。