感想を書く価値も無いけど。
自殺の話はよくわからないところに話が飛ぶ。
主人公の心理描写も甘いし、医者も出てきて目的がはっきりしない。
私の読む力が足りないとしておきましょう。
感想を書く価値も無いけど。
自殺の話はよくわからないところに話が飛ぶ。
主人公の心理描写も甘いし、医者も出てきて目的がはっきりしない。
私の読む力が足りないとしておきましょう。
名探偵の掟 東野圭吾
推理小説のありがちなパターンを皮肉った話。
逆に考えれば、推理小説の書き方を学べる小説。
コナン君・・・。
うそをもう一つだけ 東野圭吾
短編小説集。赤い指にも出てた、加賀という刑事が出てくる。
秘密 東野圭吾
体は子供、頭脳は大人。その名は名探偵コ○ン!
じゃなくて、娘の体に妻の心が乗り移った。
蘭、俺は若くなったから、灰原と付き合うよ。
と、いった話。
たまに、東野圭吾の小説は女登場人物の心情が理解できないと
いう感想を聞くが、これもそうかもしれんね。
男に頼らない、一人で生きていける女になる人生を目指す
といっていたのが、男に甘えた態度を取るとかね。
あくまで、主人公の主観だけど。
お互いの離れていく心を描いていくわけだが、最初に心が
離れたのはどちらか。
大事なのは、お互いの気持ちを話し合うこと、相手に依存しないこと
理想だけどね。
トキオ 東野圭吾
ノビタ君の不甲斐なさにセワシ君がやってくるというお話。
実際には、自分の息子が事故で死んだ水死体に乗り移って、
親父の前に現れる。
恋人が事件に巻き込まれたようなので大阪まで探しに行き、その道中で
主人公の出生についてのわだかまりも解決していく、最後には両親ありがとう。
虹を操る少年 東野圭吾
進歩した人類とそれを邪魔する旧タイプの話。
色彩感覚が優れ、人の感情を光で読み取れるようになった少年と
それを快く思わない、権力者との話。
赤い指とはすなわち、使ったトリックのこと。
日本における介護の大変さを描いたお話。
予知夢 東野圭吾
容疑者Xの献身の刑事と教授が登場する話。
非科学的な目撃情報を科学的に解明するとき事件の全貌が明らかに。
最後は実際に予知のできる少女が登場し、余地を残す。
22年連続、長寿世界一。
医療制度の不備。
医療制度改革。アメリカの要望ばかり。
保険でも外資が2004年からトップに。
保険金の不払いの問題。
産婦人科と小児科の少なさ。
なんだかんだで医師で利権を持ってる人に話しを聞いてもな。
1945年8月15日
終戦記念日。終戦から62年。
親孝行か、しないなもう。
世間の目がいいとは思わないけどな。
もちろん、いい面もあるけど。
パラレルワールド・ラブストーリー 東野圭吾
を読んだ。
実際はパラレルでもないわけで、映画のバニラスカイ並みの仮想現実に生きてるか
と思ったら、記憶の一部を改ざんする技術の話。
脳に電気を流して、この改ざんされた状況を生み出すってことだったんだけど、
実際は記憶の改ざんは本人がずっと思い込むことでも簡単に行われる。
しかし、もう少し恋人の心情描写をすれば簡単に感動巨編に変えられるのに
特に最後の部分は。
感情描写があまりない、ところが特徴であり東野圭吾が評価されてる点だが
そこが、今作に限って言えば悪いところでもあるな。
昔、僕が死んだ家 東野圭吾
昔の恋人が幼い頃の記憶がなく、自分の子供を虐待してしまうため、
原因を探るために亡くなった父が秘密に通っていた山奥の別荘に行くことに
そこで見つかる真実とは?
いわゆる、入れ替わり物語。
火事で死んだ、使用人の子と屋敷の子供の入れ替わり。
幼児の頃に虐待を受けた子供は、親になってからも子供に虐待をしてしまう
よく言われる話だけど、実際そうならつらい話だな。無限スパイラルですな。
同級生 東野圭吾
野球部マネージャーの交通事故に始まり、教師の死。
その裏には、主人公の人間模様が関わっているのか?
教師は殺人事件と思いきや自殺、コナン君的トリック。
東野が教師嫌いということが、あとがきでわかった。
しかし、高校教師の給料は平均年収800万というからかなりいいんじゃないでしょうか。
たいていの公務員は自分達の仕事がいかに忙しいかをネットの掲示板ではアピールするけど
社会人として、公務員としてしか仕事していないんだから、どーも説得力に欠ける内容になるんだよな。
しかし、800は多いだろ。
嫌われ松子の一生 山田宗樹
主人公が落ちていくストーリーなので、久しぶりに途中で読む気がなくなりました。
何故、人気が出たのか?映画化、ドラマ化でしょうか。
とりあえず、残酷性、濡れ場をふんだんにってのが印象でした。
劇の見せ場の基本ですからねwww。
松子がなぜ、こんなに落ちぶれていくかわからないと他のレビューには書いてありましたので、その辺で感じたことを。
一部では、要するに、松子という人物は高学歴で(この時代、女性で国立出ですから)自分の中で優秀だという、父親に見てもらうために優秀であったという自負があり、周りに見下されたくないというタイプなのでしょう。(数学教師に対する態度しかり)
だからこそ、最初に教師として失敗していくわけですが。実際、こういうタイプは多いと思います。自分の中だけで解決したつもりで、行動し、うまくいかないという。実践が足りないんでしょうけど。
だから、同僚から金を取り(このあたりでも自分より下に見ている人物がお金をたくさん持っているのが気に入らなかった)
そして、プライドで(H本に気を取られているような下賎な人物には)本当のことを話し出せなかった。
生徒に学校を追い出される形になるわけですが、当時の松子は自身の保身しか考えられない人物だったのでしょう。
二部では、いきなりソープで働こうとするとこから始まるわけですが、正直えーーと思いました。プライドの高い人物のイメージでしたから。
しかし、学歴に偏重する人間は自分より上の学歴の人を人物的にも優れていると思いがちですから。
男の言うことを聞くようになってるのも仕方ないことかなと、初めての男になるわけですし。あと、実際こういう暴力を振る、いわゆるダメ男から離れられない女性は結構いるそうです。何でも、暴力振るった後がとても優しいからなんだとか。
この男も忠実にそのタイプですね。
トルコ風呂に関しては時代が少し早いですね、昭和47年では。
ソープ嬢になり、ナンバーワンになったが、経営者がかわり、店の経営方針がかわり、人気が落ちていったことで、滋賀へ。
滋賀で働くようになってからは、よくある話。金の勘定を人に任せちゃいかん。
金を使い込んでたヒモを殺害し、東京で入水しようとして、床屋に拾われ、警察に捕まる。出所し、美容院で働く、中学の教え子と同棲~
男ができると、仕事に精が出るタイプと男にのめり込むタイプがいる。誰かのためにしか松子は何かを頑張れなかった。
自分がない人間。それが答えかな。実際、いますけどね、こういう人は。
いい男に引っかかれば終わりも違っただろうと。
男がいても仕事を頑張れ、自分がある人間として、成功した女社長を。
最初に親の希望に添わず自分を通し理系を行った場合として、甥の彼女を描いたのかな。
夢を諦めるなてきなことが作者のメッセージとしてあるような気もしますが、作者は農学部を卒業後、研究員として農薬の研究をしながら小説を書いたそうですから、当時の思いもあったのでしょうか。
エンジェル 石田衣良
まぁ、毒にも薬にもならない幽霊になった男が二ヶ月間の記憶をなくしてた。
その間に何があったのか、なぜ自分は殺されたのか?
電気を操る、言葉、姿を表す術を身につけ、身近な人たちの近況に触れていくたびに明らかになる真相。最後は自分を殺した恋人を自分の命をかけて救うお話。
ネコゾギラジカル 西尾維新
何も考えてないのは狐面の男じゃなくて作者だろう?
主人公が口だけですべてを解決ってところに少し無理があったよな。
空の境界の影響受けてるのも丸わかりやしな。
でも、自分ファンタジー大好きですから。
作者 東野圭吾
ブラックジョーク的な感じでそれぞれ独立した物語がつづられている。
超税金対策殺人事件
超理系殺人事件
超犯人当て小説殺人事件
超高齢化社会殺人事件
超予告小説殺人事件
超長編小説殺人事件
魔風館殺人事件
超読書機械殺人事件
この中で長編小説と読書機械は作者自身が感じてることなんじゃないかな
と思ったり、長編小説は最近の本はページ数で競っていて、内容の水増しが
あると。読書機械は本の書評を書くのが面倒だから、機械に書いてもらう
そうしてるうちに、作家達は機械に気に入られるような本を書くようになると。
小説は確かに売れてなんぼだけど、その中に物語を通じて訴えかけるものが
ない小説なんて意味ないよな。無駄にページが増えたとしても、書評の評価を
気にして書いたとしても、物語の中に作者独特の伝えたいことを盛り込ませてもらいたいものです。
超税金対策は小説家の税金の対策についての話でした。